MARCH
渡邉純子メネット

 毎年、お雛さまを飾るころになると、また一つ年を重ねるんだなぁという思いと同時に、今年も健康で迎えられたことに感謝します。
 主人が、ワイズに入会させていたときは、幼児だった二人の娘も、嫁ぎ、昨年の6月には初孫も授かりました。夫婦で、孫のことになると、なにはさて おきの今日この頃です。寝返りは?お座りは?まだ?と。本当に可愛いです。
 孫以外の楽しみは、この家に引っ越してきた時から始めたガーデニングです。冬の間は、お休みですが、そろそろ宿根草の新芽が顔を出すのでは ないかと、暖かくなるのが待ち遠しいです。落ち込んでいるときも、花を手入れしたり、見ているだけで元気付けられます。又、花を通じてのお友達もた くさんでき、美味しいお店のこと、趣味のこと、また親の介護の話をしたり……。
これからも健康で、夫婦二人の生活を楽しみたいと思っています。   

古川圭子メネット

 我が家は四人家族で、それぞれの誕生日が春夏秋冬に上手い具合にわかれている。夏が次女、秋が主人、冬が長女、そして春が私でちょうど3ヶ月置きくらいに誰かの誕生日を祝うことになるのである。と言っても主人や私の日は特別に何かすることはない。気合が入るのは専ら子供達の誕生日である。何ヶ月も前からプレゼントを考える。今年のケーキはどこで注文しようか。いや、手作りのほうがいいかな。部屋を何で飾ろうか。横断幕に「おめでとう」と書いた時は照れくさそうに喜んでいたな。周りをお花紙で飾ろう。クラッカーも鳴らそう。驚く顔が見たくてあれこれと作戦を練ってみる。だんだんエスカレートしていく。自分が祝われるのは苦手だが、子供にはしたいのだ。子供にしてみれば多少有難迷惑かもしれない。そういえば、母は私が成人してからも尾頭付きの鯛を用意して待っていてくれたなあ。もう社会人なのだから外で友人と過ごすからいい、と言ってるのに。きっと母もいくつになっても祝いた買ったのだと今になって気付く。私のすることもいつか子供にうっとおしがられる日が来るのだろう。はっきり嫌がられるその時まで、いや、その時がきてもあの手この手で祝ってやるぞ。母がしてくれたように。

 
西村寛子メネット

 あっという間の55歳。それが実感です。これまでは四捨五入すれば50歳、これからはなんと60歳と相成りました。かつてこの年齢はれっきとしたおばあちゃんだったと思っておりましたのに・・・。しかもこの歳となっても高齢化の影響での親の介護が続く毎日。 かつてのこの年齢への意識と現実のギャップ(?)に戸惑いつつも、周りの友人の元気な様を見ても、とてもおばあちゃんではいられはしないと思う今日この頃。しかもやりたい事や学びたい事もまだまだたくさんあるので、体に気をつけ取り組んで生きたいと、自分なりに時間をやりくり楽しんでいます。
末の娘も今年で二十歳、なんとか無事に四人の子供も育ち、今度は上手に子離れして、夫婦の時間を大切にしていきたいと思っています。
 素敵な家族と友人に恵まれた日々に感謝しつつ、自分磨きを続けたいと思う今日この頃です。 

三木洋子メネット

 我が家の三月は、おめでたいことが重なります。私と子供二人の誕生日、そして結婚記念日です。
 子供が誕生した時のことは、何年経っても不思議と鮮明に覚えているものです。長女の時は、一ヶ月以上も早く破水し即入院。陣痛を止める薬を打って落ち着き、安心して主人は帰宅。その一時間後、いきなり五分間隔で痛みだし、その合間を抜って自宅に何度電話をしてもお酒を飲んでの寝入りばなで熟睡中、主人の母からの度重なる電話でようやく連絡がとれ、かけつけてくれたのですが、深夜のことで人手が足りず病院の外で小雪が舞うなか、中にも入れてもらえず、出産後しばらくしてからのご対面となりました。長男の時は夜になって激しい雨が降り、長女が熱を出し、こんな時に陣痛がきたら嫌だなと思っていたら、これまたいきなり五分間隔で痛みだし、その日がごみの日ということもあって痛みの合間に家中のごみを集めてから病院へ直行、それからほどなくして長男は誕生しました。
 この三月で長女は二十歳、長男は十六歳になります。二人とも一人で大きくなったような顔をしていますが、今まで大きなケガや病気もせず今年も家族みんなでお祝いできるのは何より幸せなことだと感謝しています。これからもこの幸せが続くことを祈りつつ・・・。
 ちなみに長男は結婚記念日に生まれました。