国際協力募金  2007年11月4日
会計  森 伸二郎

 今年も京都YMCAの国際協力街頭募金に参加してきました。 例年だとYMCAのプログラムに参加している子供たちと一緒になって声を張り上げての募金のお願いなのですが、今年は子供たちが正午から2時まで、その後をワイズのおじさん達がということで行われました。 プリンスクラブの受け持ちは、平安神宮前。 七五三のシーズンとあって、可愛い着物を着せられた女の子やネクタイにスーツ姿の男の子と、晴れやかさがいっぱいの中で、「飢えに苦しむ子供たちへの国際協力募金をお願いします」と声を張り上げたのですが、その声も何処吹く風といった具合。ちょっと場違いかなぁとも思いながらも、めげずに頑張って訴えました。 私が思うに、信号機のある交差点の横断歩道、その横での街頭募金は効果ありです。 信号待ちをしている人に向かって訴えると、信号待ち何回かに1度は、必ず募金をしてくれる人がいます。 それから、数人で歩いている中年のおばさん、おじさんはダメ! 若者に訴えるか、子供連れが効果あり。 必ず目を合わせて「募金をお願いします」と訴える事。 
 立って叫んでの募金活動も2時間が限度ですね。 参加されたみなさんご苦労さんでした。


 京都クラブ60周年記念例会  2007年11月18日
副会長  岡西 博司

 11月18日(日)昼11時半から、日航プリンセスホテルで開催されました。  僕は、久しぶりの教会へ行っていた為、12時半過ぎにやっといく事が出来ました。 丁度、今から、福山哲郎君(メープルクラブ所属)の基調講演が始まるところでした。 さすが、国会議員だけあって喋り方も上手で、その内容も素晴らしく、聞く我々を飽きさせませんでした。  今、我々が考えなければならない地球環境の問題を分かりやすく解説してくれました。 そして、我々に今出来ることを、どのようにしてゆけば良いのかを淡々と語って頂きました。ちょうど、「不都合な真実」というDVDを見たばかりだったので、本当に何かしなければならない!という気にさせられました。 懇親会では、昼の最中にアルコールがいっぱい出てきて、飲めない僕には、ちょっと羨ましかったです。(だって、車で行ったんです。)でも、東京・広島・奈良・神戸・滋賀など、いろんな所からの人達と出会え、まるで何処かの部会の様を呈していました。 久しぶりの再会の人達との会話にも花が咲き、楽しませていただきました。  又、この60年の間に行って来た事業の紹介もあり、さすが、京都クラブ、と思わせていただきました。  最後にクラブ員全員で歌われたゴスペルには、心の底より拍手をお送りさせて頂きます。とっても素晴らしかったです。僕たちのクラブで、これと同じことが出来るだろうか?・・・そんな事を感じさせていただきました。  後で聞いたのですが、YMCAの子供支援プログラムに300万円の寄付をされ、これから毎年、20万円をそのプログラムに寄付されるという事を聞き、改めて「さすが・・・」 と言わざるをえませんでした。  僕たちにとって、素晴らしい見本のクラブが其処に有る。 どうか僕たちのプリンスクラブも、京都クラブをお手本に頑張っていきたいものだと、改めて感じた次第でした。  


 二つの環境問題  (前回からの続づき)    アジアエリアCS・環境主任
  渡邉 公生

 体温上昇を止めるために血管が弛緩し、汗をかいての体温調整が重要ということまで前回で説明しました。  私達の体の温度は、平均体温として36.5度あります。(最近では低体温の人が増えています。)からだの部位の温度はそれぞれ異なっています。例えば鼻の先や耳たぶは22度、肝臓は40度といった具合です。これらの温度はそれらが持っている機能が十分働ける温度ということ。つまり、1度でも温度が上下すればその機能の働きは不十分となり、その状態が長く続けば体調を崩すということにつながっていきます。部位の温度が体調維持のためには重要であれば、当然体全体の温度が上下することは健康面、ひいては命に関わるであろうと想像できます。  例えば、私達が風邪を引くなどして体温が37.5度とか38度になれば皆さんの身体はどのように変化しますか?会社を休むこともあるでしょうか?1度体温が上がるということは私達の身体に大変な負荷を与えることになります。だから運動によって体温が上昇したり、夏の炎天下外出することで体温が上昇する。一定以上の上昇を食い止めるための機能として汗をかく。ということですよね、だから真夏の部屋の温度をいくら下げても繰り返しからだが暑くなるのは避けられないということです。冷房費の無駄遣い、エネルギーの無駄遣い、二酸化炭素を無駄に排出するということなのです。  地球温暖化で海水温度が上昇すると言われ、現に温度が上昇しています。海水温が上昇すると南極の氷が解けて・・・。しかし、海水温度が上昇するということは南極の氷が解けるばかりではなく、海の生態系そのものが変わるってしまいます。  今年の酷暑が過ぎたころ、北極の氷の面積が極端に小さくなったとニュースで言っておりました。この状態をIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は50年先の予想と同じ状態とも報告されていす。氷が溶けなくなることで、地球全体の海流に変化が生まれ、気候そのもの変動に大きくつながっていくことも報告されています。先に述べた海の生態系が変わることは、例えばサンゴ礁の死滅、サンゴ礁には海洋生物の約1/4が住処としています。その住処がなくなるということは、海の食物連鎖が途切れがちに成るということになります。最終には私達の食料となる海洋資源が激減し、私達の食料となるものが取れなくなって、私達人類の命に直接関係してくると言うことです。  私達が使用する襟暖房設備、その節約は私達地震の健康に好影響を及ぼすと同時に、無駄な二酸化炭素の排出を削減でき、結果として私達地震の命を私達の手で守るということにつながっていくということです。  二つの環境問題は別々のものではなく、一つのものなのです。