4月第一例会   2008年4月2日
  直前会長  小泉 洋

 “迫りくる裁判員制度について”というタイトルでの、弁護士竹下義樹氏の講演です。来年5月に裁判員制度が始まることになり、新聞などで既に聞かれていると思います。まさにタイムリーなテーマの例会となりました。
 私は始めてなのですが、プリンスでの講演は2回目という竹下先生は、声が大きくて、はっきりと聞き取れ、盲人にもかかわらずメンバー全員が見えるように表情豊かに話され、皆聞き入ってしまいました。
 裁判員制度とは、公平な裁判を市民の手で作り上げていこうというもので、人間が行なうものには間違いはあるという誤判を少しでも防ぎ、真実に近づくには、一人でも多い方が良いという考えの元、市民である裁判員6人と裁判官3人という体制で重大刑事事件のみ地裁の一審で審理していこうというものだそうです。  通り魔殺人、タクシー強盗殺人、保険金殺人など多くの凶悪事件が連日報道されていて皆が知っている、いくつかの事件を例にあげられて、重大な刑事裁判について話されました。刑事裁判だと、死刑、無期懲役などの刑罰を被告人に宣告した場合、国民の生命、あるいは自由を奪うという重大な結果をもたらすことになり、このことに絶対に誤りがあってはなりません。このような裁判を何事にも拘束されずに、世間の注目の元、3日から10日間の時間を費やし、自らの良心に従って判断し、裁判官と共に決定していくことになります。市民が参加することは、このように重要な意味を有します。  私何かには、出来ない、自信がない、と不安を正直感じています。でも反面、裁判員は決して気軽に出来ることではありませんが、十分やりがいのある役割だとも思います。竹下先生がおっしゃられた、「法律の勉強は特にいらない、人の命の重みを思って、人権感覚を磨くことに興味を持て」という言葉は、とても大事だと思います。  あと私が日本の裁判について思うことがあります。日本においては殺人事件の解剖率が、英米の50〜60%に比べて極めて低い9%だということはご存知ですか? 監察医が少ないせいなのですが、これは裁判においての情報不足につながります。素人である裁判員に確固たる情報を与える為にも、国には監察医を増やす努力をしてもらいたいと思っています。


 盲導犬総合訓練センター訪問     2008年3月30日
式部 左近

 去る3月30日亀岡市にあります、財団法人関西盲導犬協会 盲導犬総合訓練センターを京都プリンスワイズメンズクラブから、西村会長、岡西副会長、小泉直前会長、廣井次期会長、森、村山、渡邉、渡邉メネット、古川、古川コメット、式部の11名で見学しました。担当していただきました、藤本様、久保様ありがとうございました。 まずはじめに、西村会長から藤本様へ寄付金が手渡されました。 引き続き藤本様から、盲導犬や目の不自由な方についてのお話をしていただきました。当センターに、盲導犬は何頭いるでしょう?という質問に対し50頭 0人 30頭 6人 10頭 5人 0頭 1人、正解は、0頭でした。当センターでは、訓練犬が30頭ほど訓練を受けているそうです。全国で、2007年現在991名、まだ5000人以上の方が、盲導犬を希望されています。一日でも早く数多く盲導犬として活躍してもらいたいと思います。
 盲導犬は、もともと素質を持った親犬から生まれた子犬のうち半分しか盲導犬になれないそうです。おとなしく、やさしく、人間が好きで、仕事が好きな犬でなくてはなりません。生後2ヶ月〜1才になるまでパピーウォーカーに育ててもらい。1才〜訓練センターで約1年間訓練を受け盲導犬になります。などのお話の後、ビデオ上映約15分程度、その後屋外に出て久保様から盲導犬訓練の実演を見せていただきました。盲導犬は、楽しく仕事をすることを教えていただき少し安心いたしました。最後に質疑応答の時間になりさまざまな質問が出ました。Q犬の種類、Aジャーマンシェパード・ゴールデンレトリバー・ラブラドールレトリバーなど。Qユーザーとの相性は、A犬の性格などを見極める。Q盲導犬になれない場合、Aキャリアチェンジ犬(ペット犬)Q左側と右側の違いは、A訓練方法の違い 右側・日本語(中部)他の団体は、左側・英語。Q車椅子の方の介助犬との違いA聴導犬・介助犬などいますが数が少ない。などの説明を受け今まで盲導犬に対するイメージや受け止め方も変わりました。見学会に参加できとてもよかったです。  藤本様・久保様今後のご活躍を期待いたします。ありがとうございました。