今日の例会は、康 玲子(カン ヨンジャ)さんをお迎えし、ひとりの在日朝鮮人として、色々な方々との出会いを通じての思いを語っていただきました。彼女は3人の娘さんを持つお母さんですが、それだけではなく、公立校の非常勤教師としても採用され3年目を向かえられようとしている気丈な女性です・が、在日朝鮮人としての過去を振り返へつた時、何度も悔しい思いをしたことを、今でも鮮明に思い出すとのこと・・・
神戸で育ち、小・中学校の頃は、谷山 玲子という日本の名前で過ごすが、本当の友達が出来ない
将来に向かつての希望がもてないなど不安がいっぱい・ 転機が生まれたのは高校時代、右足のない障害を持つ先生が、なぜあなたは本名を名乗らないのですかと聞かれたとき、その先生との素晴らしい出会いが有り、クラスメイト・部落・差別 の歴史を勉強し
高校2年生の時に名前を“ 康 ” に変える 大学に入り朝鮮の文化もたくさん学んだが、卒業し同友と結婚、3人の子供にも恵まれ、その子供達に何ともおもわず・朝鮮の名前・をつけたが、その子供達が小学校のころいじめに遭い・・・・・
自分が子供達と共にこれからも戦い成長し、このような事がもう無くなるような時代が来るよう、みなさんに、このようなお話をしてゆく機会がすこしでも多く有るようにしていくつもりです・と
日本も朝鮮も大事にしていきたい・友好平和 互いに人権を大切に・差別をなくす
そして日本が戦争をしない国、おこさせない国、にしていくことが今の庸さんの願いでもあり、
又、強いて言うならば、私たちワイズメンズクラブ各員の願い、思いも同じではないでしょうか。
ここに書き尽くせない思い、いらだちが私にはありますが、是非彼女が言わなければならない・としていることを少しでも皆様に伝えられたらな、と言うおもいでいっぱいです。
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