3月第一例会     2007年3月7日
村山 正治

 今日の例会は、康 玲子(カン ヨンジャ)さんをお迎えし、ひとりの在日朝鮮人として、色々な方々との出会いを通じての思いを語っていただきました。彼女は3人の娘さんを持つお母さんですが、それだけではなく、公立校の非常勤教師としても採用され3年目を向かえられようとしている気丈な女性です・が、在日朝鮮人としての過去を振り返へつた時、何度も悔しい思いをしたことを、今でも鮮明に思い出すとのこと・・・ 神戸で育ち、小・中学校の頃は、谷山 玲子という日本の名前で過ごすが、本当の友達が出来ない 将来に向かつての希望がもてないなど不安がいっぱい・ 転機が生まれたのは高校時代、右足のない障害を持つ先生が、なぜあなたは本名を名乗らないのですかと聞かれたとき、その先生との素晴らしい出会いが有り、クラスメイト・部落・差別 の歴史を勉強し 高校2年生の時に名前を“ 康 ” に変える 大学に入り朝鮮の文化もたくさん学んだが、卒業し同友と結婚、3人の子供にも恵まれ、その子供達に何ともおもわず・朝鮮の名前・をつけたが、その子供達が小学校のころいじめに遭い・・・・・ 自分が子供達と共にこれからも戦い成長し、このような事がもう無くなるような時代が来るよう、みなさんに、このようなお話をしてゆく機会がすこしでも多く有るようにしていくつもりです・と 日本も朝鮮も大事にしていきたい・友好平和 互いに人権を大切に・差別をなくす そして日本が戦争をしない国、おこさせない国、にしていくことが今の庸さんの願いでもあり、 又、強いて言うならば、私たちワイズメンズクラブ各員の願い、思いも同じではないでしょうか。 ここに書き尽くせない思い、いらだちが私にはありますが、是非彼女が言わなければならない・としていることを少しでも皆様に伝えられたらな、と言うおもいでいっぱいです。


 3月第二例会 『地球をとりまく環境を考える』 2007年3月22日
西堀 和之

 今月は彼岸の中日が第三水曜日に当る関係で22日の木曜に例会が開催された。 本日のゲストは、京都トップスクラブから直前会長、現会長、次期会長の加藤、新山、宮尾ワイズが2007年9月9日開催の京都部会のアッピールに、更にメンバー候補の式部さんと東山さん。何時ものように開会点鐘で始まりワイズソング、会長の挨拶、直前会長のBF 代表決定の報告、次期会長からは3月17-18日に開催された次期役員研修会参加の報告などがあり、やっと食事。今宵のメニューは中華料理。一品食べ終わった頃を見計らい次の皿が出てくると思いきや、次から次へと皿が並び大変せわしい食事なり。忙しい一日の業務を終えて出席する例会での食事は料理に舌鼓を打ち、テーブルに集う友との会話を楽しみたいですね。  食事の後は、北野ワイズによる『地球をとりまく環境を考える』というテーマで今年の暖冬は異常気象なのか、興味が尽きぬ話題にスライドを使っての講演を聴く。  地球の温暖化とは、地球は太陽光エネルギーを受けて温められる一方で、温められた熱エネルギーを宇宙空間に放出している。この双方の反復運動のバランスが崩れ二酸化炭素(CO2) などの温室効果ガスの濃度が上がると、地球が温室バリアーで包まれた状態となるため、地表の温度が必要以上に上がることだそうです。  話を聞きながら、小泉内閣の時代温暖化防止策の一つとして、夏には背広を脱ぎノータイ、スポーツシャツでの会社役所勤めが可能となりました。その結果、ネクタイ業界では売上激減。多くの倒産が出る一方で、在庫過剰で経営難に陥っていたシャツのメーカーがスポーツシャツの需要が急増、古い在庫まで一掃でき健全経営が可能になったと嘘のような本当の話があったことを思い出しました。何事も行き過ぎはどこかで歪みが出ます。  我々としても温暖化防止のために、寒くなれば一枚厚着をし、暑くなれば裸は無理にしても、雨戸や障子を開けて、部屋に風を通せば奥行きのある京町家なら知恵が出てくるはず。ただ気密性の高い住居ではできぬ芸当かも。  例会終了後メンバー候補東山さんのオリエンテーションがEMC担当三役の主導で行われ、4月には3名が我々のメンバーに加わることになる。  式部さん、小野さん、東山さん、ご活躍を祈ります。 


 第2回EMC懇親会   2007年3月3日
三木 貴夫

おひな祭りの3月3日南座東隣の矢倉寿司で第三回目のEMC交流会が行われました。今回も前回同様、村山ワイズのお世話のお店です。メンバー13名と村山、森メネットの参加でにぎやかに開催することが出来ました。口の中でとろけるような“マグロ”とほんとにおいしい“あんきも”をいただき¥7000でいいのと思われる内容にみんな大満足だったと思います。もちろん、今のクラブの抱える諸問題についても熱い意見が交わされとっても有意義な時間が持てたと思います。クラブはまず楽しいのが一番と言う想いをあらためて感じたひと時でした。今期は4回のEMC交流会を予定しておりますが、最後の1回はお泊りで開催しようかと言う意見も飛び出し、なんやかんや言ってもみんなクラブの事が大好きなんだなと思いました。最近クラブメンバーの構成年齢が上がり今までのように子供達を主体にした行事からメネットを伴うものにシフトしてきているように思いますが、大人のクラブとしての成熟と考えるとそれはそれで大変結構なことだと思います。これからもそれぞれのメンバーにとって価値あるクラブライフを送りたいものです。