11月第一例会 ワイズデー 国際協力街頭募金 2006年11月5日
古川 安雄

 今年も、10月1日から11月30日の期間に2006年度の京都YMCA国際協力キャンペーンとして国際協力募金が行われています。その中、プリンスクラブは11月5日の日曜日に烏丸今出川に於いて京都YMCA国際協力街頭募金のお手伝いを致しました。私自身、子供も含めて毎年参加させて頂いて、この時期の街頭募金が家族のイベントになってまいりました。参加当初は親子共々無我夢中であまり街頭募金の意味も分からずに、きっと世界の誰かの役には立っているのだろうと漠然としていました。クラブの先輩方は当然良くその辺りの事はご存知と思いますが、新メンバーも増えた事ですので、今一度京都YMCA国際協力キャンペーン、国際協力街頭募金の意味を簡単に再確認したいと思います。国際協力キャンペーンは、世界中の人々が国境や民族を越えて、人間らしい生活の出来る平和な世界を作り出すために使われます。発展途上国の人たちや女性の社会参加自立への援助、明日の国際社会を支える指導者養成。また、自然災害被災者救援等の緊急支援の為に、若者に異文化に触れ、平和や貧困について考えるスタデイーツアー等に使われます。今回は、「世界中の紛争や災害、飢餓で苦しむ子供たちを救おう」をテーマに、紛争で苦しむアフガニスタン難民、パレスチナ難民の子供たちの教育支援や貧困で苦しむインドの子供たちへの教育支援、スマトラ沖地震、津波等の被害を受けた人々への支援活動などを中心に街頭募金の活動が行われました。お恥ずかしながら、今回ようやく意味が少し理解出来ました。ここ毎週イベントが有ったこともあり、例会扱いの街頭募金活動にも関わらずメンバーの参加が少なかったのが残念ですが、その中でも、友紀野コメットの大活躍には大人たちも励まされ元気にさせて頂いたと思います。大きな声で元気一杯な友紀野コメットの姿を見て私のコメット真悠子も道行く人たちに声をかけておりました。友紀野ちゃんお疲れ様。また、来年も宜しくね。  


 11月第二例会 EMCアワー 2006年11月15日
森 伸二郎

 今回のEMCアワーは、クラブが抱える課題(あえて問題とは書かない)を洗い出して意見交換をしようと開かれました。 食事の前に三木EMC委員長から趣旨説明があり、食事の時間を利用して、皆で課題と思われる事柄を書き出しました。  三村ワイズの名司会でスムーズに意見交換が運びました。 
 まずは、『事業の数について』、「多い」「少ない」意見は、まちまちでした。 その中でメンバーを増やすなら、Y'サ事業よりもCS事業に力を入れるべきという意見もありました。  次は、『例会出席について』、これについても、意見はまちまち。 個人の責任においてすればよい。 例会は楽しくなくてはダメ。 楽しい楽しくないで出席するしないは、おかしい等々。  そして『新入会者へのフォローは』では、スポンサーがすればよい。 新人は中へ入りにくい雰囲気にある。 古メンバーと新メンバーの間を埋める人が居ない。 自分から積極的に関わらないと・・・など。  委員長の目論みが成功したのか、積極的に意見が出されたEMCアワー。 例会は、5分間延長して終わりました。  
 この例会を通して痛切に感じたのは、メンバー全員が納得して共有できるプリンスクラブのポリシーが必要だと。 皆が述べている意見には、それなりに納得できるものばかり。 だからと言ってそれぞれの意見を尊重すると、まとまりのない状況に陥り、それが今のプリンスクラブ。 「納得して共有できるポリシー」があれば、それに照らし合わせてまとまりが出来る。 そしてそのポリシーに誇りが持てれば、プリンスクラブのメンバーであることに満足感が生まれる。 新たなメンバーを誘える。  メンバー全員が納得して共有できるポリシーを持つこと。 それは、プリンスクラブにとっては「誰が猫の首に鈴を着けに行くのか」と同じ問題の様に思える。 皆が勇気を出して、鈴を着けに行かないと・・・ 鈴を着けようと決めた時が「特異点」だと、この例会を通して私は思いました。