2月第1例会   TOF&CSアワー 2006年2月1日
森 伸二郎

 例年に習って今年も京都部地域奉仕主査河原正浩ワイズ(トップス)をお迎えしてののTOF例会。嬉しい事に北野功治メンバー候補の2回目の例会出席でもありました。カレーでの食事の後、河原CS主査から西日本区での地域奉仕事業への取り組みのお話がありました。
 続いてCSアワー。わがクラブが7年前から実施している「ふれあい宝ヶ池」の開催趣旨について水上CS委員長から問題提起され、2つのテーブルに分かれて討論が始まりました。私のテーブルには「ふれあい宝ヶ池」の仕掛け人である西村博ワイズがおられ、第一回開催の思惑が披露されました。「地域社会へのクリーンワーク」という奉仕の気持ちを育てようとして開催されたその趣旨は、年を経る従って当初の思惑とは違った方向へと流れて行き、今に至っている事を、確認することができました。そんな中で、開催当初の思惑に戻そうという意見が出され、我がテーブルでは「地域社会へのクリーンワーク」をしようという事でまとまりました。
 討論の後、各テーブルでの発表がなされ、2つのテーブルでの大きな違いはなく、今年度の「ふれあい宝ヶ池」は、初心に戻ってのクリンワークという事になりました。水上CS委員長の問題提起のおかげで、我がクラブのCS事業も、みんなが疑問に思う方向へ進む事が避けられ、感謝です。


 2月第2例会   YMCA野外活動リーダーを囲んで 2006年2月15日
京都YMCAアウトドアクラブリーダー

柳谷亜耶】 私は、4年間のYMCAリーダー活動を通して、たくさんのことを学びました。特に、自分の中での取り組む姿勢が、4年間で一番大きく変わったと思います。はじめは、やはり、自分の将来の為にいろんなことに挑戦しようという気持ちで活動に取り組んでいました。しかし、やっているうちに、自分の中で「子ども達の為にやりたい」という気持ちがどんどん大きくなり、自分のためでなく子供たちの為に活動し、子ども達のことを一番に考えるようになりました。自分を一番に考えるのではなくて、ほかの人のことを一番に考えられるようになったことは、私の中でとても大きな成長だったと思います。私は、こんな素敵な活動をさせていただいたYMCAと、いつも私たちを温かく見守り、活動を支えてくださっているワイズメンズの皆様、そして、仲間達に感謝したいと思います。4年間ありがとうございました。
廣瀬さやか】 私は京都YMCAのリーダー活動を4年間通して、子ども達が成長することのすばらしさを知ることができました。私はネイチャーライフファミリーをいう小学1年生から高校3年生までのチームに所属していて今年度は畑にさつまいもと大豆を育てることをメインのプログラムとしてきました。子ども達に野菜が成長する楽しさや自然の恵みをわかってほしいということを目的としてプログラムを作ってきました。実際に収穫した野菜を使ってアンパンを作ったり、やきいもをしておいしくいただきました。またチームの学年の幅が広いことで高学年が低学年の面倒をみることができたり、低学年が高学年にあこがれをもつようになったり、子ども達が変わっていくのがはっきりとわかるようになりました。はじめは自分のことで精一杯だった子が低学年のこの荷物の整理を手伝ってあげたり、遅い子をまってあげたり、話し合う時には進んで司会をやってくれたりと私達リーダーが驚く場面が多くみられました。
4年間リーダー活動をしてきて、多くの子ども達の笑顔をみることができ、子ども達の喜びが自分の喜びになりました。このような機会を与えてくださった京都YMCAの関係者の皆様、お支えいただいたワイズメンズクラブの皆様に感謝します。本当にありがとうございました。
小林絢子】私は京都YMCAで四年間、主に夏休みや冬休みにキャンプを行うキャンプリーダーとして活動してきました。四年間の様々な活動を通して多くの経験をし、たくさんのものを得ました。四年間で自分は変わったと思えることは大きな心を持って子どもの目線に立ち、接することが出来るようになったことと、正しい責任感を持つことが出来たということです。リーダーを始めた頃は小さい事にこだわり、子どもたちを自分が描く理想像に近付けようとばかりしていました。しかし、先輩や仲間、そして子どもたちとの関わりの中で自分が目の前にいる子どもたちのために出来ることがわかってきました。それからはプログラム決めからキャンプ本番、そして評価まで参加者の子どもたちの目線に立ち考えることが出来ました。また3年目以降はキャンプリーダー全体のまとめ役として活動し、自分の言動に責任を持つことの大切さを学びました。YMCAで学んだことをこれからにつなげていきたいです。ワイズメンズクラブの皆様に、多くの場面でささえていただきました事に感謝いたします。ありがとうございました。