12月第1例会                    1thDecember,2004
西堀 和之
恒例のこととはいえ例会場の庭にある色づきだした紅葉にライトが当たり、暗闇に浮かび出る自然の造形は名状しがたくまた池の水面に映える姿は幽玄の世界そのもの。心穏やかにして会場に赴けばそこは優雅で心を和ませる音色をかもし出すハープの演奏会場。定例の会長挨拶、委員会報告もそこそこに満ち足りた気分で華奢な女性がセミグランドハープと格闘しながら可憐な指で45弦を自在に操り奏でる旋律に身を任せるは正しく極楽浄土。ふと我に返って思うは彼岸が一歩近くなったのかな。ハープニストの田中ちひろさんはハープの演奏家として、また声楽家として活躍される一方、京都日仏ハープ塾を創設。ハープの普及に努められていると聞く。演奏中に何曲かは所謂弾き語りをされるのを聴き見ていると、弦を引く指、声を出すのど(お腹)、ペダルを踏む足と異なる部位を同時に司る神経構造は?野暮なことと思いつつ人間の不思議を見た思いがした例会であった。


トーチラン 高橋 宏和
11月14日京都都大路にてスペシャルオリンピックスのトーチランが行なわれました。京都部からのご連絡にてワイズメンズクラブは烏丸三条下がる大垣書店前スターバックスのあるところが集合場所およびスタート地点です。当プリンスクラブからの参加は広井、鈴木、杉浦、永井、各ワイズと高橋の五名の参加です。グループは沿道整備とランニングの2グループに別れ、杉浦会長と高橋はランニングとなりました。実際走る距離は烏丸三条から烏丸の商工会議所前までのほんの1km足らず、この距離を少しの障害を持つ子供たちと一緒に走ります。トーチを待っていると車が横付けされ数人のサポーターが降りてきました。中にスポーツウェアを着た長身の美人が一人、なんとオリンピック女子シンクロの米田選手でした。しばらくしてトーチが烏丸通りを北上してきました、目の前で炎が受け継がれゆっくりと走り出しました、普段は交通量の多いこの通りがこの時車線規制にて我々の独占です。米田選手を先頭に子供たちと一緒に走ります、掛声はトーチラン。子供たちは少し苦しそうでしたが見事完走炎は次へと引継がれて行きました。ちょっと素敵な体験でした、お疲れ様。
DBC 岡西 博司
「友遠方より来たりて、又楽しからずや」なんか、こんな心境です。僕の方から無理やり押しかけて行ったんですが心の底から皆様に会えて嬉しかったんです。どうしても一度行ってみたかったんです。サンライズの皆様がいつも言っている山中湖YMCAキャンプ場に。
「僕たちの原点はここにあるんですよ。山中湖にね」。たびたび、この言葉を聞かせて頂いていました。心底羨ましかったんです。僕も皆と一緒になってワークしたかった。・・・12月4日の夕方小雨の中原さんに案内してもらったキャンプ場は残念ながら富士山も見えず僕と杉浦さん(現会長)は少しガッカリしていました。その分夜の例会では思いもかけず三島クラブの原仁さんに会う事が出来、嬉しさも倍増、夜の懇親会では深田会長ともいろいろとお話が出来本当に実のある時間を過ごせた事を感謝いたします。富士山の事はあきらめていましたのに台風のような一夜が明けると朝日がサンサンと輝いているではありませんか。そこにはとっても綺麗な富士山と少し荒れた山中湖、素晴らしいロケーションの中に山中YMCAがありました。この二日間、多くの新しい友と出会い、又懐かしい友との再会共に酒を酌み交わす事ができ素晴らしい富士山を眺め露天風呂からも富士山を仰ぎ見、東山荘の黙想館からも富士山を凝視し、御殿場の美味しいうなぎ屋で昼食を頂き往復900キロの旅を気のおけない友とドライブできた事を感謝しています。又、来年の2月に会える事を楽しみにしています。有難うございました。