第二例会 接遇対応の意識改革 2007年9月19日
野村 直也

 9月第二例会は、小泉直前会長のご紹介で、司会及びフリーアナウンサーの小玉健司氏と坂巻玲子氏のお二人を向かへ、ビジネス界での正しい接遇対応を講演いただきました。
 小玉氏は、婚礼、祝賀会、パティーの司会を主にされているゴルフ好きの司会者で、小柳ルミ子など多くの芸能人のステージ司会もやられていて、どこかで聞き覚えのある声でした。また坂巻さんは、関西放送文化連盟出身で、ビジネスマンを対象とした話し方講座で指導をされています。まずは
◆「乱れているのか?変化しているのか?それとも進化しているのか?」ということでは「えべっさん」の福娘選考会で、もっとも美しい日本語を話していたのは「外国人留学生」であった事。
◆ 氾濫する「アルバイト語」に警笛!! ということでは、タメ語、アルバイト語、ビジネス用語など「アルバイト語」を放置する会社は、品位に疑われる!。 残念ながら、ベテランビジネスマンが若者に逆感化されている事実。
◆ 人間の情報収集力ということでは、84%が視覚、10%が聴覚、6%が嗅覚で、「百聞は一見にしかず!」である事実。
◆「呼吸法」ということでは、呼吸法の基本には、肩式・胸式・腹式がる。アガリ軽減にもなる重要なキーはソ ファ ミ(キーの音)の音である。
◆ そして標準語入門では、公式な場所での挨拶、発表、などにふさわしい表現は・・・。 標準語で話して下さいとは言いません・・・。が、滑らかで美しくそして正確に伝える話法を身につける為に標準語の法則は、大切な技術であるという事実。。
以上の事柄の感想から、最近ではテレビの影響も非常に多く、関東にも吉本の影響で関西弁が自然に入ってきている。私自身、関東に約30年過ごして来ましたが、昔と比較して関西弁の意識が薄くなってきていると思います。東北弁、九州弁などは、今でも新鮮 に聞こえますが。相手に物事を伝える重要性の基本を今回学んだと思います。 お二方の先生のしゃべり方には、感動を覚えたのと同時にしゃべるスピードの安定性 は、非常に勉強になった例会でした。


 フロストバレー そば打ち体験記   
  副会長  岡西 博司

 本間立夫・恵美子御夫妻から、昨年からお誘いを受けていました。 「フロストバレーでのファミリーキャンプで、日本文化紹介のプログラムに、そば打ちをやりたいから、何とか、来てやってくれませんか」  昨年は、うまくお断りできたのですが、今年は行かなければならなくなりました。
 フロストバレーとは、ニューヨークから北西に約300kmほど行ったキャッツキル山脈の中にある、YMCAのキャンプ場です。その大きさは、京都市よりも大きいのです。 本間様御夫妻とは、もう10年以上のお付き合いをさせて頂いております。 本間先生の事を書き出すと大変ですので、又今度の機会にさせていただきますが、僕の人生において、おおきな影響を与えてくれた人であることは、間違いありません。
8月26日(日)の朝から9月3日(月)の夜までの日程で行く事になりました。勿論、仕事の段取りを就けなければなりませんし、そば打ちの特訓もしなければなりません。本当に、ここ数ヶ月間、毎週1回から2回、そば打ちの練習を重ねてきました。自分が打てるだけではなく、アメリカ人にそれを指導しなければならないのです。初めて体験するアメリカ人に、英語で教える。そんな事出来る訳ないよね。
まあ、しかし、何とかなるもんですね。 僕の師匠とも言うべき人と二人で、28・29の二日間で約80人に体験していただきました。それを後で一緒に食べる。みんなおいしいおいしいと言って頂き、本当に嬉しかったです。みんなの作った物と私の作った物の差をつけなければ、先生としてのプライドが・・・
本間先生にも本当に感謝して頂き、行けて良かったと思っています。勿論ボランティアですので、少々懐が・・・。 これも、立派な日本文化であると、改めて知らされました。今回も多くの人達との素晴らしい出会いが有った事に感謝でした。今度は、プリンスのみんなにも是非、そば打ちの体験を!