次期役員研修会の報告   2007年4月8日
次期会長 西村博

今期も余すところ2ヶ月となりました。過日、次期役員研修会も無事終わり、次期会長としていよいよ出番が近づいたことを実感しています。役員研修会には元日本区理事、柴田ワイズと日本区EMC主任、井之上ワイズを講師に迎え、Y‘sの役員を務めるに当たっての心構え等についてお話をいただきました。役員を務めることは何かと大変ではあるが、その役職を全うすることで自己研鑽にもつながるし、何よりもそのプレッシャーを通して自分力のアップに繋がるのではないかとのお話でした。ワイズの役員であること、ひいてはワイズメンであることが自身の負担であってはならないし、誇りであることは言うまでもなく、喜びとして楽しめる心を持つことが必要なのだと改めて考えさせられる意義ある研修会となりました。  杉浦元会長から次期会長にとのお話を頂、お引き受けして以来、三役をはじめとする役員の選任や委員の配属等、これからのプリンスを見据えて活動していけるようにと日々頭がいっぱいでしたが、先の研修会でのお話を通じて、会長職を楽しめるくらいの心の持ちようが大切であることに思い至りました。また、会長たるものクラブのリーダーとして、社会の良き指導者であるとの自覚を持ち、いかなる事態に遭遇しても即断・即決・即実行の出来る準備をしておかねばならないのだとのご指導を受けました。会長職は、一年の職責を全うすることで、こうしたことを学ばせていただける大きなチャンスであると感謝しています。とは言うものの一人では何も出来ません。クラブメンバーとの意思の疎通を図りながら、より充実したプリンスのクラブ活動を模索してゆきたいと思います。

★次期事業委員会配属
事業委員会名 委員長 委  員 担当三役
YMCAサービス・地域奉仕(CS・環境) 古川 安雄 渡邊 公生   杉浦 寛   式部 左近 
小野 俊明
三木 貴夫
交流(IBC・DBC)・ファンド(BF・EF・JWF) 村山 正治 永野 健司   谷川 聡   利川 彰男 岡西 博司
広報(ブリテン) 金丸太一郎 高原 憲夫   毛利 隆志 森 伸二郎
EMC・ドライバー 廣井 武司 小泉 洋   三村 良行   西堀 和之
東山 忠
北野 功治

 最近思う事、感じる事     廣井 武司

 歳のせいか、最近の目覚めは午前5時前になってきました。前日に多少ハードな仕事をこなしても、このペースはほとんど変わりません。  朝5時のTVのニュースで今日も一日爽やかにスタート・・・・と思っても空ではカラスの大群がゴミ袋に集中降下、テレビからは気の重くなるような報道が毎日のように続いています。これではお目覚め爽やか、気分爽快な一日のスタートとはいきません。  地球も人の心(日本人の心)も大きく様変わりしてきたように感じます。このあたりで本当に目を覚まさないと取り返しの付かない世の中になってしまうのではないかと不安になります。環境問題は難しいことと考えるのではなく身近なところから出来ることをすこしずつでも取り組んでゆく姿勢が大切ではないかと思います。もう行政のペースでやっていても手遅れかもしれませんが何もやらないよりはやる方がいいに決まっています。今から出来ることをやっていきたいと思います。  心の問題はより深刻です。今あわてて教育再生に取り組んでも、現在直面している問題の解決にはなりません。知育、徳育、体育どれをとっても問題だらけに感じます。地域社会、家庭のあり方にも疑問が存在します。自分たちだけが良ければ、他人はどうあっても無関心、見て見ぬ振り、すべて自己中心的な考えがあります。ブランドバックを持った若い母親が自分の子供の給食費未払いに「そんな重要屋と思わなかった」とか「携帯代のほうが優先・・・」とか、将来が不安になって来ます。こんな人たちはほんの一部のことで拡大して伝えられえいるんですよね?そう信じたいものです。  こんな世の中でYMCAで子供たちと共に学んでいるリーダーたちに光を見ることが出来ます。純粋に周囲の騒音、雑音にも誘惑されず、YMCAや子供たちのために献身的な働きをしてくれているリーダー達は今やYMCAだけの宝でなく、世の中の大切な宝です。そんなリーダーがより働きやすい環境を得るためにプリンスクラブも何か積極的なサポートが出来ないものかと思います。クラブ内においても、新しいメンバーが三名増えました。これからもみんなで協力してクラブの活性化に努めたいと願います。淋しい、悲しい話は聞きたくもありません。仕事が忙しい時、苦しい時、悲しい時、みんなで助けあいカバーしようではありませんか。楽しい時、嬉しい時、みんなで共有しようではありませんか。背を見せずに眼を見せて下さい。クラブに不要な力はありません。みんなの力を合わせることが必要です。  私自身、命が燃え尽きるまでワイズメンでありたいと願っています。