2006.7
KARASUMA IMADEGAWA SAGARU KAMIGYOKU
KYOTO. JAPAN 〒602 TEL(075)432-3191
Bulletin 2006.7.1発行
第21巻第1号通巻247号
"TO ACKNOWLEDGE THE DUTY THAT ACCOMPANIES EVERY RIGHT"
ク ラ ブ 主題
国 際 主 題
アジア区主題
西日本区主題
京都部主題
『 特 異 点 』 "Singular Point"
"Active Participation with Love" 「愛をもって 積極参加」
"Participation and Inspiration" 「参画、そして感動を!」
"One for all, all for one" 「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
「百花繚乱  −京都部−」

   自分の持ち物を売り払って施しなさい。擦り切れることのない財布を作り、尽きることのなり富を天に積みなさい。そこには、盗人も近寄らず、虫も食い荒らさない。あなたがたの富のあるところに、あなたがたの心もあるのだ。                                    
ルカによる福音書 第12章33〜34節   

<強調月間>「 kick-off 」

『 会長としてキックオフを迎える 』

 会長   小泉 洋

 いよいよ来月より会長として新年度が始まります。私のスポンサーであった故植松良次さんが生きておられたら、何とおっしゃったでしょう。「小泉さん、人生の楽しみまた一つ増えたね。」と何事にも前向きで明るかった故人だったら、あの笑顔でそう話されたと思います。確かに、この原稿を書くに当ってクラブライフを振り返ると、楽しい事しか思い出せません。楽天家の私にとっては、嫌な事、苦しかった事は忘却してしまう術を持っているのでしょう。来年のこの時期が来てもそうありたいと願っています。 現在、プリンスクラブはメンバー数の減少もあって、又、クラブ各事業のマンネリ化もあって、もう一つモチベーションの盛り上がりに欠けています。プリンスクラブの火を消さない為、プリンスクラブの再建という極めて重要な時期だと思います。
 この時期は、この人生・社会が左右される微妙な分かれ目であるシンギュラーポイント─特異点に当るということになります。周知の如く、現代社会はかつてない変化の目まぐるしい時代です。それで文明社会はどうなるであろうか、ということで「未来学」というものまで生まれています。現代はその微妙な分岐点、物理学上の専門用語で言うと、シンギュラー・ポイントSingular Point─特異点に当るということに変わってきています。例えば、或る晩、忘年会を催して賑やかにやっているうちに、ついよい気になってふっと洩らした一言が、大事なシンギュラー・ポイントになって喧嘩になったり、折角の商談が破裂してしまったりもする。又逆に、その一言が大いに共鳴されて、自分の生活・活動をよい方へ急転させることもあるわけです。人生も、社会も、自然もシンギュラー・ポイントというものが左右しているのです。
 そこで、今こそ我々は本当に偉大なる覚醒をしなければならない時であるということです。そういうシンギュラー・ポイントの時代に生きている我々は、従って余程注意しないと大事なものを失ってしまう。その大事な心を取り戻そうとする心掛けと努力が、我々の根本問題である、と言って少しも言いすぎではないと思います。
 それで今期は、今期も引き続き役員の合理化、委員会数の削減、財務ではコストの削減、メンバーの増強、インフラ整備の一層の徹底化に取り組みます。各事業に関しましては、メンバー数が少なくなったプリンスで常に多くの事業を続けるのは大変だと思います。確かに全ての事業を続けていれば消耗してしまうでしょう。従って、「選択と集中」をしっかり行なったうえで事業を進めていきたいと考えています。そして今期で、特異点の締めくくりとしたいと思っております。 その目的の為に、恰好の道が今期は開けています。設立20周年の筋目を迎えるのです。その記念事業を、クラブの活性化、一体化を考慮した有意義なものとして行いたいと考えます。
 私の提案は、珍しい、風変わりなそれこそ特異的かもしれませんが、記念旅行を実施してはどうでしょうか。ゲスト講演者を招き、招待者も含めての宴会という通常の記念例会では、この現状を打破するものとなるとはどうしても思えません。20年間を振り返って、ゆっくりと仲間と過ごし、リフレッシュ出来る機会としてはどうでしょうか。すでに皆様ご承知のように、5月第二例会時に臨時総会を開き設立20周年記念事業として、韓国プサンで開かれる国際大会への参加を皆様のお陰を持ちまして承認され実施される運びとなりました。皆様ありがとうございます。20周年実行委員会の方で素晴らしい企画を検討されてる様ですし、今後のクラブ発展へのインパクトを与えること間違いなしです。 個の力、各自が自分の力を信じて、クラブ全体の事に取り組まなければ、覚醒することは出来ません。今期を特異点として、異端なことをすすめてみましょう。
 余談ですが、サッカー・ワールドカップドイツ大会がもうすでにキックオフしています。私にとって関心の深いサッカーの最大イベントと同じ時期に、会長年度をスタート出来る喜びを昨今かみ締めています。

例会出席
6月第1例会
6月第2例会
在籍者数
出席率
前回出席修正
18名
21名
23名
91%
BFポイント
切手

累計
現金
累計
0pt

0pt
66,000円
66,000円
ニコニコ
6月第1例会
6月第2例会


累 計
6000円
0円


164,546円
ファンド




累 計


 

381,140円


会 長
副会長

書 記
会 計



小泉 洋
永野健司

毛利隆志
三村良行

谷川 聡