プリンス創立20周年を迎えて
     いま感じること、独り言
20周年記念事業実行委員長  廣井 武司

 1986年11月京都パレスクラブをスポンサークラブとして設立されて20年を迎えようとしています。設立当時28名のメンバーでスタート、今日まで多くの友を得ることが出来ましたが、反面 、良き友と思っていた人を多く失ったことも事実として存在します。一時、50名近くになったメンバー数も現在23名と当時からみれば半減しています。
 ウエルクラブをスポンサーしてプリンスクラブに何が残ったのでしょうか?何がプラスされたのでしょうか。
 これぐらいのメンバー数もアットホーム的で「これも叉良し」という声も耳に入って来ますが、間違いなくこのままではクラブは一年ずつパワーが減少していきます。メンバー増強をしなければならないという意識は全員にあると思うのですが、一部のメンバーを除いては実行に移されてません。その熱意が見えてこないのです。悲しくてなりません、どうしてこんな・・・などと愚痴をこぼしては何の前進もありません。何とかみんなの意識がより前向きになるように[義務]を果たしてゆきたいと思います。
 このような雰囲気の中で素晴らしい会員を紹介してくれた岡西Y`s、森Y`sには心から敬意を払いたいと思います。
 多くの奉仕クラブが「友を増やす、好意と友情を深める」ことを大切としていますが、今の世の中では爆発的に会員増強が出来ることは望めないでしょう。着実に一歩ずつ前へ進まなければならないのです。一人の無関心がクラブのムードを汚染させてはならないのです。
 貴重な時間とお金を提供してクラブメンバーになっている訳ですから、どうか自分の好きなようにすのではなく貴方のため、貴方の周囲にいる人のため、世の中のため、そしてプリンスの友のために生かしてほしいと願っています。
 つまらない個人的な感情や意識の棘は取り去ってください、そして会員同士の良き所を発見して下さい。そして今からみんなで夢をかけてみましょう、プリンスクラブを日本で存在感のあるクラブにしようではありませんか。
 現在20周年を記念して、8月に韓国プサンで開催される国際大会にみんなで参加しようというプログラムが企画され進行中です。クラブで一番大切なEMCのMCのためにも素晴らしい企画です。どうか忙しい日々からこの時だけでも解放され、大会を楽しめればと思います。多いに飲んで、食べて、笑って、語り合いましょうプリンスクラブの未来のために!!
 忙しいのは貴方一人ではありません。みんな忙しい毎日を暮らしています。そこでどう時間を作るか努力しているかどうかの問題です。ちょっと大変だけど一緒にいってみましょう、いいこときっと有りますよ!! 例会にもいってみましょう、運営している役員の顔を思い出して下さい。一緒に大会に行っても、例会に行っても感じるところが無いのであれば貴方にとってクラブは存在の意義が無いかも知れません。
 20年のプリンスクラブの歴史を振り返り、会員数は減ったけれど今一度原点に戻り、再スタートしてもいいではありませんか。
 スタートしてから20年、当時41歳の私も今61歳。でも心はいつまでも青年のように夢を持ち、みんなと一緒に今からスタートする新生(しんせいと、しんなまではありません)プリンスクラブの一員としてリセットしたいと思います。
 いい笑顔をどこかへ置き忘れていませんか?
 みんなで楽しみましょう プリンスライフ!!
 貴方の笑顔がみんなを勇気づけると思いませんか?
               ほら、みんなで声をあげて笑いましょう。
               それが出来てからの「奉仕」ですよね。
  “顔が見えて、声が届いて、温もりが感じられる
         そんなクラブもいいんじゃないですか?“