11月第1例会                    3th,November,2004
水上  実
 この日は野外例会でしたが、台風23号の残した日本海側への水害、そして新潟中越地方での地震は大きな被害をもたらしまして今も多くの方々が苦しんで居られます。またこれからの被災地域の復興も長期化する模様で新潟中越地方では今尚、余震の恐怖・避難所でのストレスなど様々な不安な気持ちを抱えながら過ごされています。そこで、我々京都プリンスクラブも緊急性・タイムリー性などを考え全国のYMCAと協力して「災害救援緊急街頭募金」を行いました。 この日、京都プリンスクラブのメンバーは今出川YMCA専門学校に集合してから烏丸今出川にてPM12:00〜PM1:00まで声が枯れる思いをしながら街頭募金に奮起しました。メンバーの努力と京都御所一般公開また晴天と様々なプラスが重なりわずか1時間でしたが大変多くの「災害救援募金」が集まりました。なんとその額¥50、030もありました。このお金はYMCAを通して新潟や日本海方面に寄付されます。募金活動の後、平安会館にて第一例会が行われ楽しい一時を過ごしました。



 11月第2例会               

17th,Nobember,2004
三木 貴夫
 11月第2例会は、ゲストスピーカーに《西宮冷蔵》の水谷洋一氏を迎えて行われました。水谷氏の話をぜひ聞いてみたいと多くの他クラブよりのゲストの参加もあり丸テーブル6卓も使う久々の活気のある例会となりました。 2002年の雪印食品の偽装牛肉事件の告発に関する水谷氏のお話は彼のテンポの良い語り調子と少し(野次馬)的に興味のある内容とであっという間に1時間20分が過ぎてしまった感じです。まさに今までの日本的な悪い慣習をぶち壊したとも言える水谷氏の内部告発でした。でもこの例会報告を書くに当たって彼の話を振り返った時に頭をよぎったのは、物事にはすべて表があれば裏もあるし、白があれば黒もある。もちろん正義感は大切だがその表と白だけを見てうまく物事が運ぶものかな?と言う事でした。さて彼は、ヒーローなのか裸の王様なのか?いずれにしても会社のトップである水谷氏の取ったアクションが自分の会社の運命を決めたということでしょう。さてクラブ運営も同じことで、会長たる人物のクラブに対する考え方や方針でクラブの進む路が決まります。輪番制的に毎年会長が変わり、その都度クラブ方針や事業計画も変わる今の体制はいかがなものでしょう? 色々考えさせられる有意義な例会でした。