最終回





谷川メネット
 主人がワイズに入会したのは、次女が生まれて間もない時でした。 その頃私は、ワイズメンズクラブの存在は知りませんでした。 そして、月2回の例会、委員会などで頻繁に出かけ夜遅く帰ってくることが多くなり、私としては娘達はまだ小さく、少しでも手伝って欲しいと思っていました。 3人も子供がいるのに、1度もお風呂に入れた事が無いのです。 子育てには、ほとんど関わっていませんでした。 こういうことが積み重なって家の中はてんてこまいなのに、外に出てボランティア活動しているとは、全く矛盾していることで「キリスト教精神」に基づいた奉仕活動のワイズって一体何なの?! と思うようになりました。
 その後、何回か例会に出席させて頂き、心にも少しばかりの余裕ができ、子供たちはYMCAのキャンプに参加したりでワイズの活動を色々と知ることができ、それを支えておられる皆様の努力には、ただただ頭が下がる思いです。 そして、「感謝」と言う気持ちを再認識させてもらうことができました。
 忙しく、その上体調も悪い毎日なのに、時間をつくりメンバーになって10年になるのは、皆様との交流を通して何か大きな魅力があるのだと考えます。 私には、活動の中には「そんなことも?」「そんなことまで?」「そんなにしてまで?」と感じる事柄もありますが、人それぞれ受け止め方は違うので、これからも細く長く無理をせずクラブに参加されることを希望します。



 今月号をもちまして(メネットから観たプリンスクラブ)を終了致します。
 クラブと家庭をつなぐ橋渡しが出来ればと考えての企画に、多くのメネットの方々に協力して頂いて有難うございました。 ただ、何度かの依頼にもかかわらず、原稿を頂けなかった方々がおられたことが残念でなりません。 またの機会にはぜひご協力の程よろしくおねがいします。

ブリテン委員長 三木貴夫